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汗

前回の汗かきと遺伝の記事では、私の親から私への遺伝について書いた。

ので、今回は私から私の子への遺伝についてとその想いを書きたいと思う。

こんなに汗で悩んでいる私なので、子供への遺伝はもちろんない方がいいと思っていたし、今も思っている。

汗かきと遺伝 子供へ多汗症や手汗が遺伝した場合、親としてできること

だけど、子供が汗かきになるかというのは生まれてみないとわからないし、ある程度まで大きくならないと判断がつかないことだ。

もし、結婚ができたとして、子供を授かれるのなら、「汗が原因で子供は絶対にいらない」という負の選択肢はかなりもったいないことだと思う。

私の母は前回の遺伝の記事でも書いたが、私が汗で相当悩んでいた時も別に大したことはない、とあまり真剣に取り合ってくれなかったし、母自身が汗かきであったのに気にしないメンタルの持ち主だったため、私は精神的に非常に孤独だった。

そして、母は人生の先輩でもあるわけだが、私への汗かき的服装の工夫というかアドバイスなどはなかったと記憶している。

自分が気にしないので、アドバイスも何もないのだと思う。

その辺が自分が汗かきに生まれてきて非常に不利だったと思う部分だ。

私の娘は今5歳だけど、暑さに強い方ではないし汗かきな方ではあると思うが、まだ未知数だ。

子供は体温も高いし、無駄に走り回るので頭に汗をかいて髪が濡れている子なんてたくさんいる。手汗は全くない子もいると思うけど、少し湿っている子だっている。

娘が今後成長していく時、私ほど悩む事のないように祈るばかりだ。

手汗もひどく、全身多汗気味になってしまったら、私と同じように悩むのか、と親になる時思った時もあった。

だけど、私の時と少し違うことは、親の私が娘の気持ちに寄り添ってあげられることだ。

汗はかくけれど、こういう服を着たら目立ちにくいよとか、こういう服の方が涼しいよっていうことはアドバイスできると思うし、手汗や脇汗で悩んでいたら、本気のオドレミン使いを教えてあげることもできる。

汗の悩みの辛さがわかるから、辛いよね、って共感してあげることもできる。

それが私の若い頃と違うところかな、と思う。

もちろんこういう体質は遺伝しない方がいいし、娘が悩むのかもしれないと思ったら申し訳ない気持ちにもなる。

だけど、私が娘の最大の味方でありたいし、自分が知っている情報は全て娘に教えていきたい、悩みを共有していたい、そんな風に思っている。

もし娘が汗で悩む時がきたとしても、親としてできることをする、そんな風に思っている。